Check
本誌編集部◉時田眞吉
掲載号: 2011年11月15日号
爆釣で 9時半に早揚がり
ワラサの反応自体はここ数日ビッチリ現れていたのだが、二枚潮などもあって、連続ヒットにつながらなかったそうだ。
「でも今日は潮の動きもいいし、けっこうイケるかも」と船長。
その予想はドンピシャ。開始わずか40分で行方さんが5本、佐藤さんが4本、坂下さんが3本と、3〜4キロのワラサが12本も連発。
船長が細かく指示ダナを伝えると同時に、必ずコマセカゴにオキアミが残っているようにと念を押す。魚探に現れるワラサの群れを見て、ここぞという時にコマセを放出できるようにするためだ。
「ハイ、いい反応です。タナを取り直してコマセを振り切ってみて」とアナウンスするたびに、だれかしらの竿が曲がる。
この的確できめ細かな船長の指示のおかげで、9時半には4.3キロを頭に36本のワラサが上がり、クーラーに収まりきれないためうれしい早揚がりとなった。
朝イチ勝負の予想だったが、蓋を開けてみれば朝からずっと食い続けた。
川奈沖でワラサが釣れ始まると、間もなく初島周りで釣れ出すのが例年のパターン。いうなれば爆釣のカウントダウンが始まったわけだ。
今年の東伊豆のワラサは少しスタートが遅れた分、釣期もズレ込み11月いっぱいは狙えるかもしれないとは村上船長の予想なので、当地のワラサ釣況から目が離せない!
[村正丸]村上 大輔船長
Page1 ワラサの反応がすごい!
Page2爆釣で 9時半に早揚がり
※本誌紙面では、カラーグラビア、仕掛図などがご覧いただけます。