Check
フィッシングライター◎竹川啓二
掲載号: 2010年2月15日号
久びさに見る良型!
私が浅場魔王です。このマコは金メダルに匹敵する……わけないか!
そして3枚目はこの日が沖釣りデビューという井上みなみちゃんが手にした。
11歳の女の子の沖釣りデビューが東京湾奥のカレイというのも渋い感じだが、海の神さまは彼女を歓迎したようだ。
ところが当の本人は釣り座を離れており、父親の井上彰さんが釣り上げてしまった。まあ、親子の共同作業ということで納得しておきましょう。
でもこのカレイは座布団級に1センチ足りない39センチ。泣きの座布団級とはいえ、そのデカさに圧倒される。
さらにこのお父さん、自らの竿でも45.5センチの当日最大をゲットし父親の威厳は保ったようだ。
それにしてもこのサイズを見るのは久しぶり。私も感激してしまった。これが2月ならもっと太っているのに〜なんてぜいたくな声も聞かれたが、十分立派である。
この1枚で終わらないのが井上親子。またしてもみなみちゃんの竿が曲がり、今度はしっかりと自分でリールを巻いて33センチをゲット。
もちろん父親のアシストを受けながらのヤリトリだが、鮮烈な沖釣りデビューである。
そのあとは沈黙が続いたあと、7枚目となる39センチが左トモで取り込まれ船中7枚で沖揚がりとなった。かくいう私は船中4枚目となる40センチジャストをキャッチ。座布団級ですよ。え、うらやましいって?
浅場魔王の面目躍如ということにしておいてください。
[伊藤遊船]吉田 正己船長
Page1 江戸前の小物釣りがお手の物
Page2久びさに見る良型!
※本誌紙面では、カラーグラビア、仕掛図などがご覧いただけます。