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本誌編集部◎村上 敬洋
掲載号: 2010年7月15日号
効果はてきめん省エネ釣法
師匠、ありがとうございました。今後もよろしくです!
それにしても師匠の船上干し作りは早い。潮回りの間にパパッと5〜6杯開いて干してしまう。私も負けじとトライしてみたが、もたついてばかりでちっとも数は増えない。
結局師匠の助けを借りて、すべてのイカを干すことができたが、情けないったらありゃしない。来年はもうちょっと早く干せるようにならないと……。
日が高くなるにつれて120メートルダチ前後の乗りが渋くなり、同じ城ケ島沖の150メートル前後へと移動した。それにしたがい、反応も100メートル以深と指示されることが多くなったが、イカの乗りは変わらず活発。船中あちこちでダブルやトリプルで釣れ上がる。
昼近くになると170メートルダチ付近まで狙ったが、やっぱりイカはよく乗る。
船長によるとサバが多い日もあるようだが、今日はサバのサの字もない状況。ブランコ仕掛けで狙っている方も快適にスルメを釣り続けていた。
久しぶりに朝から集中して釣りを続けていた私は合計20杯を超えたころに疲れを覚え、電動シャクリ釣法から省エネ釣法にチェンジ。最初は半信半疑だったこの釣法も、師匠がすすめるだけあり効果はてきめん。イカがズシズシと乗ってきた。
結局、朝からの好調は13時半の沖揚がりまで続き、船中釣果は胴長25〜38センチを13〜44杯。今シーズンの辰丸ではトップクラスの好成績で、私も26杯ゲットすることができた。
師匠は貫禄の40杯。中盤は私へのレクチャーに相当の時間を割いてくれたが、それでも楽らく次頭というのはさすがとしか言いようがない。
この先、秋口にヤリイカが釣れ始まるまで、スルメイカの熱いシーズンは続く。
皆さんもスルメイカをドカドカ釣って、夏の訪れを実感してください!
[辰丸]梶ケ谷 隆夫船長
Page1 1投目からウハウハ状態!
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