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本誌APC(東京)/椎名義徳
掲載号: 2012年12月1日号
死んだイワシでも釣れた
私も9枚釣りました。楽しい一日でした。船長ありがとう!
「左舷でデカいヒラメが上がったよ〜!」
船長の声で駆けつけると、3キロ級がタルの中に横たわっていた。このサイズともなれば食べ応えも十分だろう。私も良型を釣るべく、自席へ戻り再び仕掛けを入れてみた。
2枚目、3枚目とあっさり追釣したあとの4枚目はひときわ強く竿がたたかれた。
重量感ある引きを楽しみながら取り込んだのは2キロ級のナイスサイズ。
一体どれだけのヒラメがこの船の下にいるのだろう?
ヒラメがびっしり敷き詰められているのではないだろうか。いや、何枚かが折り重なっているのではないかと思えるほどのアタリの多さだ。
エサのイワシもものすごいスピードで減っていき、気がつけば残りわずか。試しに私は死んだイワシをエサにしてみたが、それにもヒラメは食ってきた。まさに驚がくの入れ食いである。
エサのイワシが底をついた10時半に沖揚がり。船中の釣果はソゲクラスから3キロ級までを1人6〜17枚、船中12名で合計141枚の大爆釣。
撮影がてらに竿を出した私でさえ9枚ゲットという、夢のようなヒラメ祭りに酔いしれたのであった。
翌日以降もトップ2ケタ台は当たり前。11月4日にはトップ29枚という驚異的な釣果も記録している。
今シーズンの茨城エリアのヒラメの濃さは圧倒的。皆さんもぜひ釣行してください。
そうそう!
12月1日からは鹿島沖北部を含む茨城県海域が全面解禁となります。これからしばらくは当地のヒラメから目が離せませんよ!
[大久丸]大川久明船長
Page1 爆釣の宴が始まった!
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