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釣り人◉吉岡 進
掲載号: 2012年5月1日号
午後もアタリが止まらない!
アタリ即合わせでガシッ! たまりません
午後船の釣り場も太東沖だったが、シケ気味だった午前と打って変わって晴天ベタナギ。まるで湖上にいるかのように海は穏やかだった。縦にも広く探ってみる。
ところが、またもアタリがきたのは底付近。すかさず合わせるとなかなかの手応えが伝わり、1キロくらいにセットしたドラグが滑って道糸が引き出された。ややあって上がってきたのは1.6キロの中ダイ。この1枚で、やはりこの日のマダイは底付近にいると確信。次投からは宙層は探らずに、底まで一気にテンヤを下ろす。
底付近にはマダイのほか午前船で顔を見せた多彩なゲストが待っていて、アタリ即合わせで面白いように魚が釣れる。
またこの春は青物が多く、巻きテンヤで宙層を探ると3〜4キロクラスのワラサがバリバリ食ってくる。
ひとたびワラサが釣れ始めると船上のあちこちからドラグ音が鳴り響き、船長たちがタモ取りで走り回った。
日が沈みかけた最後の流し、底を探っていると押さえ込むようなアタリがきた。ゴンゴンとマダイ特有の段引きを楽しみつつ、やがて上がってきたのはこの当日最大となる1.7キロの本命。大ダイとはいかなかったが、最後の1枚でサイズアップを達成しこの日の釣りは終了となった。
これから本格的な乗っ込みを迎えるであろう外房の一つテンヤマダイ、今後も期待大です!
[新幸丸]山口新一船長船長(左)と若船長の大地さん
Page1 重めのテンヤで底を探る
Page2午後もアタリが止まらない!
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