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[マダイ]
三浦半島剣崎松輪港出船…剣崎沖 新徳丸

1週間後に爆釣スタート! 船長の読みに脱帽です……

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本誌編集部◉尾川 泰将
掲載号: 2011年11月15日号

今日こそ爆釣 !?

 


マダイ釣り場でヒットするアマダイは大型が多い
▼野心がデカイと魚は小さい! ?


 バタバタと釣れまくる秋ダイ。そんな原稿を書きたいし、読ませたい。それに何より自分がマダイを手にしていないことがやるせなく、翌14日も新徳丸へ乗り込む。頼みの綱は、
 「釣れない翌日はきっと爆釣」。釣り人ならばだれもが口にする根拠ゼロの野心だけである。
 4名が竿を出し、やはり前半ワラサを釣ってマダイ狙いに移行したのだが、残念ながら状況は変わらなかった。
 40センチ級のアマダイ、30センチ前後のマアジ、カワハギ、ヒラソウダ、そして私には3キロ弱のワラサ。釣れる魚は賑やかなのに、マダイだけがご機嫌斜めなのだ。
 結局今日も、左舷大ドモの藤原さんだけが1.2キロと800グラムのマダイ2枚を独り占め。あ、いや一応、塩焼きサイズが私のハリにも掛かったけれどもこれはリリース。
 藤原さんはセオリーどおりコマセを振ってタナ取りし、時どき誘いを入れる方式だったが、エサがかじられる場所では3分サイクルで仕掛けを入れ替えていた。機を見て集中する人は、やはりよく釣る。
 それから1週間後の10月20日、冒頭に記した船長の「読み」を痛感する事態が起きた。
 釣果速報をチェックすると、なんと0.5〜1.8キロを4名で24枚。さらに愕然としたのは、先日同船していた面々がうれしそうにマダイを手にしている大釣り写真。うらやましくも悔しくて、ジッと見入ってしまった。
 いよいよ秋ダイの本格シーズンに突入した剣崎沖。11月はさらに期待が高まること必至だろう。



新徳丸]吉田 慎市船長

 

 


 

 

Page1 あとちょっとで本格化するはず。
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※本誌紙面では、カラーグラビア、仕掛図などがご覧いただけます。