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フィッシングライター/ 竹田信彦
掲載号: 2011年9月15日号
今日もカニカマかよ〜!
釣れてる人のマネをするのが一番さ!
結局この日はサバやワカシの模様が上がらず、タチウオオンリーの釣行となったが、トップは15本でサイズは指3〜5本級が主体。幅広で刺身やタタキにしたら最高にウマそうなタチウオが皆さんのクーラーに収まった。
「今日は第二海堡周りで上がるタチウオの型がよかったので、あまり動かずに粘ってみました。数狙いならほかの場所も頭に浮かんだんですが、大きいのを釣ってもらいたくて……」とは、澤浦晋祐船長のコメント。
いやいや、これだけの良型がそろった釣果ならみんな大満足でしょう。
さて今後だが、タチウオはスタートが遅れたぶん、まだまだ期待は大きいようで、状況を見ながらイナダやワラサ、カンパチといった青物もリレー形式で狙うとのこと。
昨年は3〜4キロ級のワラサもずいぶんキャッチしたというから、今年も楽しみだ。
そのほかシーズンに入ればアオリイカやスミイカ、サワラなどもルアー五目として狙うそうだ。
なお、さわ浦丸ではワラサやカンパチが食っても対応できるようにラインはPE1.5号、ショックリーダーはフロロカーボンの8号を推奨している。
澤浦晋祐船長はとても優しく、気さくな人柄で親戚がやっている船宿のお兄ちゃんといった感じ。仲乗りさんと一緒に親切にアドバイスしてくれるからビギナーも安心だし、さわ浦丸は19トンの大型船で行き帰りは冷房が効いたキャビンでゆっくりとくつろぐことができるのもうれしいところ。
タチウオに青物にイカとターゲットがグンと増える秋の東京湾。様ざまな魚と遊んで豪華な刺身盛りを前にキューッとやるのもオツなものだろう。ちなみにこの日もオイラはカニカマをコンビニで購入。氷が入ったクーラーに入れて大事に持ち帰り、一人寂しい宴となった。
[さわ浦丸]澤浦晋祐船長
Page1 まるで人間散魚剤
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