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本誌編集部◉村上 敬洋
掲載号: 2011年8月1日号
嵐のような入れ食いに遭遇
ジグを落とせばパクッと食います
夏の相模湾名物、ライトルアーを楽しもうと釣友の馬場雅樹さんと長男の海好(みずき)くんを連れて浅八丸へ向かったのは6月26日(日曜日)。
平日は6時発の1便のみだが、土日祝日は6時発の午前船と11時半発の午後船の2便制。今回私たちが選んだのは午後船なので、のんびり10時半に船宿を訪れた。
店主の金子大郎(たいろう)さんにあいさつをして、馬場さん親子と3人で第一浅八丸のトモ側に並んで準備をしていると、出船を待つ間に次から次へと釣り人が集まり、気がつけば満員の計32人。ウワサには聞いていたが本当にスゴい人気である。
塚野仁船長から注意事項がアナウンスされたあと、定刻11時半に船は平塚新港を離れる。
ゆっくり走ること20分。平塚西沖の50〜60メートルダチに到着。周囲を見渡せばサバがバシャバシャと跳ねており、いかにも釣れそうなムードが漂っていた。
「ハイどうぞ。サバの反応は海面から30メートルまでびっちり出てますからね〜!」
そんな合図で開始すると、船中10数名の竿がほとんど同時に曲がって30〜40センチの丸まると太ったサバが宙を舞った。2投目以降も嵐のような入れ食いが続く。
カメラを片手に撮影を試みる私だったが、サバが激しく暴れるわ、周りから飛んできたサバが足元で跳ねるわでシャッターを切るのがやっとの状況(戦場か?)。同行の馬場さんと海好くんも親子そろって爆釣を堪能している。
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