釣り始めて1時間でバケツの中のアジはすでに20尾を超えたので、今度はハリスを長くしたり、高いタナで止めて待ったりとマダイを意識してみます。しかし、活性の高いアジが先に食ってしまい、マダイの顔を見ることはできませんでした。
　船長によると保田沖ではマダイのほかアマダイやオキメバルが定番ゲストとのことでした。また、冬にはイシダイなども狙えるそうです。
　そんな入れ食いの船上で、1人静かだったのが編集長。仕掛けもタナも一緒のはずがアタリが少ない様子。私に向ける恨めしそうな視線がなんとも心地よい！
　しかし、このままでは竹田隊長の『トクソー隊』と同じノリになってしまうので、その原因を真面目に探ることに。
　ビシの調節やタナから竿の違いまで、2人でアレコレと検証したところ、
　「アタリがないからとコマセを出すと逆効果」と判明、そのほかタナについては編集長が船長に話を伺って、
　「なるほどなあ〜」と納得していましたので、カコミ記事をご覧になってください。
　この日の釣果は実釣3時間あまりで15〜30センチのマアジが20〜31尾。マアジだけを狙えば、まだまだ数はのびたことでしょう。
　保田のライトウイリー五目、午前船でタップリ釣って極上アジでぜいたくな夕げを楽しむのも、のんびり出かけてショートでお得に楽しむのもオススメです。

［国丸］石崎国治船長