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本誌発行人◎根岸伸之
掲載号: 2010年1月15日号
一転して潮止まりのうち入れ食い
午前中は速潮に苦戦した
12時半、我われ4人にもう一人通しのお客さんを加えての出船となる。船長が選んだのは岩船沖(通称タチハゲ) 30メートルダチだ。
30分ほど走って釣り始めるが、なんと今度はほとんど潮が動いていない。ほんの1時間足らずでこうも海況は変わるものかと驚く。
逆に初心者レベルの私にとっては釣りやすくなった。6号のテンヤでも底が取れるが、一応8号で通すことにした。
相変わらずウマヅラは多いものの、ポツポツとマダイが掛かってくる。とくに好調なのは遠藤さんと馬場さんだ。午後も格別な型は釣れなかったが、ポンポンとテンポよく釣っていく。
夕マヅメのゴールデンタイムにはウマヅラも少なくなって、アタリがあればマダイかハタという状態。私もキロ弱のハタ2尾を交えてマダイ4枚を追釣し、5時前に納竿となった。
一日を通してトップは遠藤さんの12枚、続いて馬場さんが11枚だった。午後も良型には恵まれなかったが、イサキ、ハタ、フグなどのゲストも交じる楽しい釣りとなった。
磯釣りで慣れているとは言え初挑戦の遠藤さんの釣果はご立派。レバーブレーキ付きのスピニングの扱いも堂に入ってるし、オリジナルカラーテンヤも用意する準備のよさ。釣り歴ウン十年の親父も脱帽の一日でした。
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