Check
本誌編集部◎加藤智晴
掲載号: 2009年11月1日号
ワラサの反応がバッチリ
取材日は全員が終始誘ってワラサを釣っていた
潮具合でオマツリは多発してしまうが、なるべく速やかに巻き上げたい
開幕直後に釣行することの多いワラサだが、今回は久しぶりにシーズン真っ盛りに釣行する機会を得た。
場所は南伊豆。9月下旬に模様が急上昇、トップ15〜20本という大釣り情報が入ってきたからだ。しかし青物は一過性のもので、いざ出かけてみたら肩すかし……なんてことはよくある(とくに取材の場合)パターン。
そこで念には念を入れ!?連日の早揚がりを4日ほど確認した後の9月29日に釣行することにした。
当日お邪魔したのは須崎港の光明丸。当日は自分を含めて8名で5時半に港を離れる。
目下の釣り場は須崎沖。港口を出ると進路を西へ向け、ゆっくりと航行する。当日は西寄りの風で海の状況が心配だったが、神子元島周りに比べればベタナギといってよい海況で一安心。6時の竿入れ時間(10月から6時半)より10分ほど前に現場に到着すると、すでにワラサ船団ができ上がっていた。
「あと1分です。準備しておいてください」のアナウンスに操舵室の魚探をのぞくと、なんとビックリ、すでにワラサの反応がバッチリ出ているではないの。
いきなりの入れ食いモードを期待してミヨシでカメラを構える。
ほどなく6時になり、指示ダナ55メートルで第1投。と同時にバタバタッとくるのかと思いきや、意外にスロースタート。
まずは左ミヨシ2番と右トモ2番でダブルヒット。続いて左舷トモ2番、左舷トモ、左舷ミヨシと順にアタリは続く。取り込まれたのはいずれも3キロ級のワラサだ。
Page1 ワラサの反応がバッチリ
Page2 海中は魚と仕掛けで大混雑
※本誌紙面では、カラーグラビア、仕掛図などがご覧いただけます。