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本誌APC(埼玉)◎釜井 昌二
掲載号: 2010年11月1日号
ボトムエギング、沈黙。
帰路ナブラに遭遇、急き ょ貸し道具でキャスト&ジ ギング。釜井APC とお客さんがイナダをキャッチ。 内木ではよくある光景
内木ではメジャー棒で正確 にハリスを計ることができる。 実はコレ、中オモリ式ではすごく大切です
富津沖10メートル前後に移動してからは、ガラリと一変。編集長が1杯乗せてからというもの、ボトムチームには乗りが訪れない。
ここから好調になったのがトモ寄りの中オモリ式の方たち。とくに左トモの方はあれよあれよとツ抜け、あっと言う間に15杯に到達。
操舵室から竿を出していた内木船長も慣れた手つきであっさりツ抜け。右舷のお客さんも餌木を小さいサイズに替えたらとたんに乗るようになったようで、楽しそうに竿を絞っている。
富津沖と木更津沖をゆったりと流す間、釣れてくるスミイカはどれも小ぶりで、シリヤケイカも結構交じった。海堡周りと比べて型の差は歴然ながら、数がのびた。
かく言う私は富津沖で中オモリ組が好調に乗せ始めてからは、ボトムエギングに見切りを付けて中オモリに転向。席を変え道具を変え実験を続ける編集長をほったらかして5杯を追加したのだった。
この日の竿頭は左トモ、もちろん中オモリ式の方で19杯。船長推奨の1.6メートルのハリスを使い、1メートル強のタナを取って釣り続けていた。
船長によれば今期もスミイカの湧きはよく、期待十分とのこと。真冬になって深場に落ちてしまうと餌木で狙いにくくなってしまうので、年内一杯くらいが狙い目だそうだ。
ボトムエギングに関しては、周りに迷惑のかからない範囲で色いろ試すのは大歓迎と意欲的。みんなで楽しくやりましょう。
もちろん、最も手堅いのは中オモリ式ですけどね(笑)
[内木]内木 章人船長
Page1 ボトムエギング炸裂 !?
Page2ボトムエギング、沈黙。
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