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[ムギイカ]
沼津外港発…久料~土肥沖 舵丸

のんびり楽しんで ビギナーはウキウキ

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本誌APC(東京)◎椎名義徳
掲載号: 2009年6月1日号

超ビギナーに船中1号

 


乗りがいいときはダブル、トリプルも狙える
スルメ級が交じる一幕も


 西伊豆〜駿河湾の初夏の名物、夜釣りで狙うムギイカがシーズンイン。今年は3月下旬に土肥沖で釣れ始め、実釣4〜5時間程度の半夜釣りながらもいい日にはトップで1束を超える日も出ている。
 いまだ夜遊びが止められない!?私、会社を定時で飛び出し、夜の沼津へ行っちゃいましたよ
 
 4月24日、沼津外港の舵丸の深夜便(23時出船、夜明け帰港)にて総勢10名で出船。久料沖の100メートルダチにアンカーを入れてスタートとなった。
 乗船者のタックルの内訳を見るとほとんどの人が竿釣りのブランコ仕掛けで、電動直結と手釣りの人が1人ずつ。
 同行の超ビギナーの真理さんは置き竿で楽しめるエサ巻き餌木の胴つき2本ヅノ仕掛けをまずはセット。イカの乗りが立ってきたら通常のブランコ仕掛けにチェンジする作戦である。
 「50メートルから上を探ってください」の指示どおり、海面から水深50メートルまで仕掛けを下ろし、15〜30秒ごとに1メートルずつリールを巻いて上へ上へと探るようにレクチャーする。
 ワッセ、ワッセと男連中が懸命に竿をシャクる中、最初に歓声を上げたのは置き竿で狙っていた真理さん。
 グイグイと竿先が引き込まれ、
 「あっ、釣れちゃったぁ」と胴長30センチ級の立派なスルメイカを抜き上げた。
 続いて左大ドモ氏にもズシンッときてスルメ級をゲット。このまま上り調子で乗りが立つのかと思われたが、1時間近くたっても潮鉄砲は上がらず……。
 そこで船長、意を決して土肥沖まで大移動。90メートルダチにアンカリングし、再スタートとなった。


 

 


 

 

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