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フィッシングライター◎上田 龍太郎
掲載号: 2011年4月1日号
数釣りのち、良型をゲット!
マダイと釣り人の写真に囲まれた宿の待合所にてマダイ談義
吉田沖に移動すると、息子の竿に先ほどと同じ1キロ弱のマダイが連発し、私にもカイワリやリリースサイズのマダイが連発した。1キロ以下の小型中心とはいえ、この時期予期せぬ数釣りに喜んでいると、大ダイにこだわる船長から、
「頻繁に誘いをかけると小型が先に食ってしまいます。じっくり狙って、1人1枚ずつ、大物を釣り上げましょう」と教えられた。
11時を過ぎるとアタリが見られなくなったため、三石の72メートルダチに移動。そして、残り1時間を切った正午過ぎ、私の竿にこの日一番の大きなアタリが到来した。
先ほどバラしているため、今回はやや慎重に電動で巻き上げると、後検量2.7キロのマダイが無事タモに収まった。
この日は2.7キロを頭に息子と2人で12枚のマダイを釣り、そのうち10枚をキープ。大物が出なかったことに船長は不満顔であったが、南伊豆の魚影の濃さを再確認できた。
鈴木船長によると、当地はこれから乗っ込みを迎え、5キロオーバーがいつ釣れても不思議ではないとのこと。穏和な船長夫妻は初めての方も優しく迎えてくれるので、初心者も臆せずチャレンジしてほしい。
[兵助屋]鈴木 俊和船長
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