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本誌編集部◉尾川 泰将
掲載号: 2011年10月15日号
大物釣って一発逆転
望月さんは、付けエサ作戦でリベンジ成功!
3名とも道糸はPE10~12号。慣れてますね
トップ5〜10本の好日もあれば、1〜2本に終わる食い渋りの日もある。アップダウンが激しいのはカツオ.キメジ釣りの宿命だが、そんなことは百も承知で出かけるのが青物ファンの心得。
9月14日、葉山の福栄丸へ乗り込んだ3名も天国と地獄を何度も味わってきた釣り人だった。話をうかがってみると、それぞれ今日の作戦を考えていておもしろい。
ここ数回アタリに見放されているという馬飼野さんは、ハリス14号でスタート。基準の16号より若干細めだが、
「朝イチは細いハリスで最初の1本を釣る。心に余裕ができたらハリスを太くして、キメジやキハダと勝負!」と笑う。
逆に白石さんは一発大物派。ハリス20号で開始し、キメジ.キハダと勝負する。
「最近、ツキに見放されているので大物を釣って一発逆転」と相当な意気込みだ。
最後に望月さん、そして私は基準どおりのハリス16号。ただし望月さんはエサの付け方にこだわっていた。
8月に駿河湾へ出かけた際、「隣人は順調に食わせているのに、オデコに泣いた」という。どうやら原因はエサの付け方で、抱き合わせにすると頭だけが食いちぎられる展開の中、隣人は1匹のオキアミを丸く付けていたとか。そこで今日は最初からこのエサ付けを試すそうだ。
ほか3名は普通の抱き合わせ。ハリスの太さも含め、どんな展開になるのだろうか。
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