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本誌編集部◎村上敬洋
掲載号: 2010年1月1日号
教え上手の釣らせ上手
当日の竿頭の増田義隆さんは31杯ゲット! 色いろとお世話になりました
釣果の9割方がヤリイカ。最近はすっかりスルメも少なくなりました
冬本番。いよいよ各地でヤリイカの模様が上向き始めた。三浦半島長井出船も胴長30センチ前後の良型交じりで頭が30杯に到達する日が増えており、本格化まであと一歩という段階だ。
12月1日にお世話になったのは長井漆山港の光三丸。舵を握る関根雄志船長は教え上手の釣らせ上手として知られている。かくいう私も船長に手ほどきを受け、約4年前にヤリイカ釣りデビューを果たした1人だ。
当日集まった釣り人は私を含め8名。直結仕掛けで狙うベテラン氏あり、今日がイカ釣りデビューというビギナーのグループもありと顔ぶれは様ざまだ。
定刻7時に港を離れると船は一路南へ。小一時間ほど走って到着したのは洲ノ崎沖。200メートルダチで投入の合図が出た。
長井出船で狙うヤリイカ釣り場は様ざまだが、このところいい釣果が出ているのが洲ノ崎沖と沖ノ瀬の2カ所で、どちらも水深は180〜220メートルとのこと。
最初の投入ではだれの竿にも乗りは訪れなかったが、2流し目からは船中あちこちで、
「乗ったよ!」の声が聞こえた。
カメラ片手に駆け寄ると、皆さん胴長30センチはあろうかというヤリイカを取り込んでいた。ビギナーのグループも各自ヤリイカを手にニッコリ。中には40センチ級の大型の姿をブラ下げる人までいた。
Page1 教え上手の釣らせ上手
Page2 乗りがいい、型もいい!
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