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本誌APC◎椎名 義徳
掲載号: 2010年9月15日号
グルメ釣り師垂涎
8月中はサメに悩まされたが、これからは快適に釣りが楽しめるはず!
今まさに実りの秋。沖釣りのターゲットは旬のうまい魚がめじろ押しだ。中でもその淡白な白身と、美味な白子が楽しめるマダラはグルメ釣り師の垂涎の的といっていい。
本格シーズンを迎えたマダラを狙って茨城県平潟港を訪れたのは8月17日。右舷に6名、左舷に5名が乗り込み4時半に出船となった。
ベタナギの海を航行すること1時間半ほどで釣り場に到着。
まずは水深160メートルという浅めのポイントからスタートとなった。
トモから順番に投入していき、3回目のブザーが鳴ったところで私は300号のオモリを放り込んだ。
着底したら素早く糸フケを巻き取り、この釣りのセオリーともいえる「オモリトントン」程度に底ダチを取る。
底を数回たたいては3メートルほど巻き上げ、再び落とし直す。そんな動作を繰り返しているとググッと竿先がたたかれた。
私のほか数人にアタリがあったようで、船中あちこちからリールの巻き上げ音が響く。
追い食いを狙って巻き上げを待とうと思ったが、根掛かりで魚を失っては元も子もない。ころ合いを見計らって私もリールの巻き上げスイッチを押した。
Page1 グルメ釣り師垂涎
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