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フィッシングライター◎山口充
掲載号: 2009年9月1日号
空は晴れ絶好の釣り日和
午後はご覧の釣れっぷり。まさに天国と地獄
アジといえば真っ先に食味を思い浮かべる私。どんな料理にしてもおいしいが、冷なます、タタキ、ナメロウ、塩焼きなどはどれも夏バテした体にぴったりの料理である。
そんなおいしいアジを狙おうと、7月25日に訪れたのはアジ釣りのメッカ、三浦半島走水港の関義丸。
当宿のアジ乗合は午前、午後(船宿によっては早朝も)と出船しているが、ここ数日、午前船と午後船の釣れ具合に波があるようで、午前は苦戦したが、午後は爆釣!
なんてことが続いていた。とはいえトップが40〜50尾に到達することも多いので、魚影は濃いように思う。さらにマダイやサバが交じることも多いというから楽しみだ。
当日の予報は曇り時どき雨であったが、現地に到着してみれば空は晴れ渡っていた。まさに絶好の釣り日和。
船長の関口道義さんにさっそく近況を尋ねると、
「最近は港から近い釣り場を狙っていますよ」とのこと。そこで私と石井さんは右ミヨシに釣り座を取り、すぐに釣りができるように準備した。
出船は7時半。天気はいいが、沖に出るといくらか風が吹いていた。5分ほど走った港の真沖で船はストップ。水深30メートル前後で投入の合図が出た。
「タナは底から2〜3メートル上です」というアナウンスでスタート。
私はビシが着底したらすぐに糸フケを取り、1メートル巻いたところで1度コマセを振り、50センチ巻き上げたところで再度コマセを振る。そしてさらに50センチ巻いたところでコマセを振ってアタリを待つ。
Page1 空は晴れ絶好の釣り日和
Page2 ダブルでスタートするも…
Page3 午前の苦戦がウソのよう
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