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本誌編集部◎加藤 智晴
掲載号: 2010年6月1日号
1投目が最大のチャンス
内房のマルイカ、今後はぜひとも浅場で盛り上がってほしい
当日は館山沖が主戦場だったが、さて今後は…
今シーズンのマルイカは各地ともまずまずの釣れ具合を見せており、ファンにとってはうれしいかぎり。あとは水深30メートルを切るような浅場で釣れ始まれば……という状況の4月27日、内房勝山港の萬栄丸より釣行した。
当日は雨予報だったものの、午前中はなんとか持ちそう。総勢14名で午前5時に出船となる。
まずは港を出てすぐの勝山沖で潮回り。しばらく反応を探したあと、水深57メートルで投入開始の合図。
マルイカにかぎらず、イカ釣りは流し始めの1投目が最大のチャンス。まずは船内の状況を見守っていると、右舷ミヨシ寄りで3人ほどに同時ヒット。しかもそのうちの一人は3点掛け。船内でもポツポツ乗せている人がいて、3回ほど流した勝山沖でほとんどの人が型を見られたようだ。
近場でもけっこう反応があるのかと船長に聞いてみると、このところは館山沖が中心とのこと。朝のうちは様子を見るのだが、すぐに反応がなくなってしまうという。この日も30分ほど流してから館山沖に移動となった。
20分ほど走って水深60メートルほどで再開。一時期は40メートル台でも乗っていたようだが、ここへきてまた深場へ戻ってしまった様子。当日も57〜67メートル前後がメインの水深であった。ただ、水深は深くなっても使用オモリは30号でOKとのこと。
Page1 1投目が最大のチャンス
Page2 入れ乗りの流しが1時間続く
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