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本誌編集長◎沖藤武彦
掲載号: 2009年6月1日号
初チャレ初投入でグイーン!
早々にマゴチを釣り上げた和可菜さん。おめでとう!
もうしばらくは海堡周りのポイントが中心になる
マゴチの面白さであり難しさでもあるのが「アタリから食い込ませて合わせるまで」。しかし、実は「最初のアタリをいかに見逃さないか」が、最も大切なのではないかと思う。
とはいっても、そこに至るまでは簡単。今回お世話になった
「だてまき丸」もそうだが、マゴチ乗合ではほとんどの宿で仕掛けが用意されていて、釣り方もシンプルだから、初心者でも迷うことはない。
4月24日、海堡周り水深10メートル台のポイントで、マゴチ釣り初挑戦の福島和可菜さんにアタリが訪れたのは、なんと1流し目。
宮地船長がエビエサ(サイマキ)の付け方やタナの取り方を教えてくれて、さあやってみよう、なんとか釣ろうな、と始めて20分もたたないときだった。
最初は竿先がモターッ、モターッと重くなる感じ。
「それ、アタリだよ」
気が付いたのは船長。でも、力強いアタリがなかなか出ない。スミイカっぽいなあ……。
「少しだけ、ゆ〜っくり、竿を上げてみて」と船長。
和可菜さんは言われるまま竿をゆっくり上げる。
ガツガツ!
おおっ、やっぱりマゴチだったか!? いや、フグっぽいかな?
なんて話しているとググッ、グイーン!
「合わせろ!」
「慌てるな!
無理すんな!」
「ゆっくりゆっくり!」
「とめろとめろ!」
「よっしゃあ!(タモ入れ)」
本人以外がエキサイトしてうるさいのもマゴチ釣りの特徴。
Page1 初チャレ初投入でグイーン!
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