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本誌APC(埼玉)◎釜井 昌二
掲載号: 2010年3月1日号
白浜沖のヤリイカも順調
伊東さんのアドバイスが効いたか3杯掛けも。
19人の乗船者全員がスルメを手にして体も温まったころ、白浜沖に移動。「水深170メートル。130メートルから下をやってみて」
この合図を皮切りに9時過ぎからヤリイカ狙いが始まる。
間もなく、さっきイカ釣りを始めたばかりのみっちぃが連続でヤリイカを取り込む。お世辞抜きで私よりもハイペース。40センチ級の良型まで上げた。
船中でもヤリイカが順調に上がっている。洲ノ崎沖と同じく潮が緩く素直なせいか、1流しが長くオマツリも少ない。
昼前に気がつけば、なんと、船中でイカが釣れない空振りの流しが一度もない。
これはいい日に当たった。「残りも1時間、直結でやってみたらどうだ?
釜ちゃんよ」と、編集長が背中を押す。
よっしゃ、初チャレンジだ。伊東さんも肩を並べてくれて、2人で直結仕掛けに転向。
その1投目。伊東さんが華麗な仕掛けさばきでスルメ1、ヤリ3の4杯掛けを披露。私は中層のスルメをドカ乗りさせてうれし恥ずかしスルメ三昧。
でも、これで肩の力が抜けて、伊東さんの「スルメと同じだよ、釜ちゃん」という言葉どおりにやって、2杯掛けでヤリイカを取り込むことができた。
この日は船中13〜67杯(スルメ含む)で、竿頭は伊東さんのヤリ22、スルメ45杯だった。
驚くべきは初挑戦のみっちぃ。スルメこそ少なかったが、なんと20杯近いヤリイカを釣り上げたのだった。
さあ、これにて今回の原稿はすべて完了。明日はヤリイカ釣行、乗せまくるぞ〜!
[萬栄丸]岩崎 一好船長
Page1 洲ノ崎沖でまずはスルメ
Page2白浜沖のヤリイカも順調
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