11時40分にタチウオ釣りを終えて1〜10本の船内釣果だったが、当日は電動シャクリ組が上位を占めた。「基本の釣り方だとアタリが少なかった。電動シャクリだとアタリが増えた。ただ、この前は電動シャクリがダメで基本の釣り方がよかったからなんとも言えないよね」というのは好成績を得た常連さんの弁。
　まあ、相手が相手だけにそんなこともあろうかという渋いタチウオ釣りだった。
　ちなみにこの日は午後からタチウオが食い始めたようで、「明日からはいいかも」と思っていたが、なんと翌日は朝から入れ食いスタートで8〜26本という好釣果。このところの好調ぶり復活って感じ。どうも狭くて深い谷間を選んで釣行したみたいだ。ウーン……。
　さて、12時ごろから2時半ごろまでのアジ釣りはニコニコ釣果で万々歳。
　横須賀沖45メートルダチの釣り場は、初めこそポツポツだったが徐々に上向いて、終盤近くには入れ食い。一荷やトリプルもちょくちょくあるし、なんと30センチオーバーの良型ばかりがバリバリと食ってきて、中には39センチの特大も。釣果は8〜25尾で、みなさんしっかりとお土産をゲット。
　リレー船はある意味で「どちらかは食ってくれる」という保険付きの釣りだから、保険が使えたということなのかなあ。
　年内はリレーで出船するが、年明けからはタチウオ専門船になる。タチウオもアジもという欲張りな人は早めに釣行するといいだろう。

［豆や］細川 秀幸船長