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フィッシングライター◎山口充
掲載号: 2009年12月1日号
アタリがなく厳しい展開
数、型とも順調な久里浜沖。今後も楽しみだ
ワラサなど青物もまだ交じってくる
今回は久里浜沖のマダイを狙う。久しぶりに本誌編集部の加藤記者との釣行でもあり非常に楽しみだ。
10月30日、向かったのは湾奥磯子八幡橋にある鴨下丸。宿に着くとさすがに好調なだけあってマダイのお客さんが多くビックリ。いつも当宿の常連の皆さんにはお世話になっているが、
「今日はマダイ船が込んでるからアジに変えるよ、頑張って取材してきてね」と数名の常連さんが釣り物を変更。スペースを空けてくれて感謝感謝です。
右舷胴の間に石井さん、加藤記者と3名で釣り座を確保。左舷胴の間には友人の岸上さん夫妻が座る。
午前7時15分、川名睦船長の操船で釣り場の久里浜沖に向かった。航程は約40分。ポイントに着き、アミコマセをコマセカゴに入れ、付けエサのオキアミを1匹掛けにする。ハリスは3号8メートルで、ハリはPEマダイ8号という仕掛けでスタート。水深は50メートル前後だ。
「最初はハリス分を基準にやってみてください」と船長のアナウンス。まずは着底後、素早く3メートルほど底を切ったところでコマセをまく。さらに7メートル付近でもう一度コマセをまいてロッドキーパーにセットしてからハリス分の8メートルに合わせる。
すぐに左舷でアタリ。岸上さんにマダイがヒット。その横の奥さんもマダイを上げてうれしそう。右舷ではミヨシの竹中さんにマダイがヒット。
「少しタナが上ですよ。ハリス分より1メートル」とのこと。
その後、左舷ではポツポツとマダイが上がるものの右舷ではミヨシの竹中さん以外にアタリがなく厳しい展開だ。
しばらくすると加藤記者にヒット。楽しそうにマダイとファイトし、石井さんが無事タモに収める。誘い続けていた石井さんにもヒット。
「やっときた〜」とうれしそうであったが、撮影していた私の仕掛けと絡み残念ながら外れてしまった。厳しい状況だっただけに申し訳ない。
Page1 アタリがなく厳しい展開
Page2 試行錯誤の末に 1枚をゲット
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