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本誌編集部◎村上敬洋
掲載号: 2009年11月1日号
シマアジ釣り場、サク根も解禁
食い渋りに悩まされた解禁翌日に2枚手にした佐藤さん。グッジョブ!
10月1日というと、どうしても外房大原に目が向いてしまうかもしれないが、伊豆諸島神津島きってのシマアジ釣り場、サク根も同日から解禁だ。
ここ数年、解禁日の釣果は控えめで、1〜2週間経過したころから本格化するパターンが続いていたが、今年は初日から出た船は1〜2キロを中心に素晴らしい釣果に恵まれたらしい。
「いや〜、解禁日にこれだけ釣れたのも久しぶり。船中全員が型を見たトコもあるみたいだよ。明日は期待できるんじゃないか」と電話口の八武崎正史さん(やぶさん)も興奮気味。
やぶさんほどのエキスパートをこんなに熱くさせるのだから、よほど模様がいいのだろう。こりゃあ楽しみだ!
解禁翌日の10月2日に南伊豆下田港へと車を走らせた。お世話になるのは神津島の和義丸。鈴木一義船長とは実に1年半ぶりの再会である。
今回はやぶさん率いるチームエイトの仕立船に便乗させていただいた。メンバーはやぶさんと私のほか三好氏、岩原氏、佐藤氏、斎藤氏、松尾氏、新井氏の計8名。全員の荷物を積み終えたところで3時ちょうどに港を離れる。
神津島に到着したのは6時前。エサを積み込み、準備をして再び沖へ出る。台風17号、18号の影響なのか風は強く、大粒の雨も降っていた。
そして6時半、水深27メートルで開始の合図が出た。前日サク根に浮いていたのは2隻だけだったというが、この日は本船を含み計4隻。もちろん各船ともに客の入りは上々だ。
Page1 シマアジ釣り場、サク根も解禁
Page2 開始直後、ラッシュに遭遇!
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