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[カツオ&メジ]
駿河湾清水港出船…宇久須沖 公翔丸

カツオ良型化してヒートアップ ロングラン確実の様相

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本誌APC(東京)◎椎名 義徳
掲載号: 2010年9月1日号

期待と不安を胸に出船

 


ナイスファイト! 自分の力で釣ったカツオはお味も格別でしょ!
カツオの群れを追いかけて、移動と投入を繰り返す


 前回の釣行(7月18日)の壮絶バトルの興奮と食味の感動が冷めやらず、7月27日に再び駿河湾のカツオ釣りに繰り出した。
 清水港の公翔丸に乗り込んだ釣り人は私を含め10名。開幕から好調続きのカツオ釣りだが、昨日は群れの移動が速く、各船とも苦戦を強いられたそうで、今日の取材は船長もちょっと気が重そうだ。
 
 期待と不安を胸に4時に出船となる。海上は南西の風がやや強く、ナブラが浮きづらい海況だが、1時間ほど南下した宇久須沖に達したところでソナーにカツオの魚影をキャッチ。
 グオォォッと急速し、ブオォォッと急停止。
 「やって〜! 20メートル!」と開始されたと思えば1分もたたぬうちに上げの合図。そして再び追尾に入る。
 群れをとらえたのは3回目の
 「やってっ!」
 ほぼ全員の竿が真下に突っ込み3〜4キロ級の丸まる太ったカツオが取り込まれるが、半数近くが取り込み時にバレてしまったようだ。
 東は土肥から西は用宗まで各港から続ぞくと船が集結、20 隻以上の船団となりカツオとの追っかけ合戦が始まった。


 

 


 

 

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