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本誌編集部◎尾川 泰将
掲載号: 2011年4月1日号
季節外れのワラサ!?
朝の1投目から本命浮上! ここまではよかったのだが……
2月25日は3.5キロを頭に船中15枚。26日は3.3キロを頭に17枚、加えて季節外れのワラサが16本。登り調子の波に乗じて、第二福徳丸へ出かけたのはその翌日27日の日曜日。5時半に集合し、6時に港を後にした。
満員御礼ということで当日はカメラ役に徹しての取材だが、船上はゆったり&のんびり。森田和利船長のこだわりで、大型船に8名限定というシステムを堅持しているからだ。
「せっかくの休日、せっかくの釣り。私自身、ギュウギュウ詰めの船上は嫌だなぁと思いますから、これだけは守っていこうと思っているんですよ」
この日の乗船者も、そんな船長を慕って長年通っている人が多い。気さくに声をかけてくださった荻野さん親子や山本さんと談笑しているうちに、好調続く笠松根というポイントに到着。
協定開始時刻の7時になるまで10分以上あるので、各自マイペースで仕掛けをセットする。
「はい、時刻となりました。始めましょう!
タナは上から45メートルです」
船長の合図が出たころには全員、準備万端。6名の方は丸枠を利用して、ササーッと手早く投入している。
基本的な釣り方は巻頭特集をご覧いただきたいが、海面からのタナ取りを厳守し、他人に迷惑をかけない釣り方ならば自由に工夫して楽しんでほしいというのが森田船長のスタイル。
ただ、オマツリしやすい状況のときは2本バリ、オモリ類を付ける行為は避けてほしいとのこと。我流に走りすぎると、そうした当たり前のマナーを忘れがちになるので注意したい。
Page1 季節外れのワラサ!?
Page2 春のワラサ祭り !?
※本誌紙面では、カラーグラビア、仕掛図などがご覧いただけます。