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[ヒラメ]
外房大原港出船 第一松栄丸

大原のヒラメ絶好調 食べごろサイズ連発

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本誌APC(埼玉)◉釜井 昌二
掲載号: 2012年11月1日号

アタリの数が多い

 


初日からアタリ多数、今年も楽しめそうですぞ!
ヒラメ人気は今シーズンも健在!
鋭い歯でケガをしないように!


 今年も行ってきました。外房大原のヒラメ解禁釣行!
 初日の10月2日に私が訪れたのは大原港の松栄丸。当日は2隻出しの大盛況で、私はトヨタ自動車販売店の釣り部の仕立船に同乗させていただいた。
 
 4時半過ぎに中井順一船長の舵取りで港を出てゆっくり進むこと40分。太東沖20メートルダチの魚礁周りに到着。協定時間の5時半に開始の合図が出た。
 すぐに左胴の間の幹事さんにアタリがあるも、まさかのスッポ抜け。続いて左ミヨシ2番で600グラム級ながら船中1枚目のヒラメが無事取り込まれた。
 この1枚を皮切りに船中あちこちでアタリが出始めたが、ほとんどがハリ掛かりせず、無惨な噛み跡が残ったイワシが回収される。
 それでも開始から1時間ほどで船中半分の方がヒラメをゲット。皆さん食い込みの悪い今日の状況に慣れてきたのかヒット率が高まっていく。
 当日は台風17号が関東を通過した翌日だけに底荒れを懸念しての出船であったが、ヒラメの活性は思いのほか高かった。型も1キロ前後が中心で、ソゲはそれほど多くない。
 8時半ごろから風が強まり、80号オモリでは釣りにくくなった。ここで船長からオモリを100 号に変更するよう指示が出た。
 以降も流し変えるたびに船中どこかでヒラメからのシグナルは途切れることなく続く。私も9時から竿を出したが、ものの1時間で3枚のヒラメを手中に収める。
 ひとしきり楽しんだあとで船中全体を見渡してみると、左ミヨシ2番と3番の方が絶好調。交互に竿を曲げ、2人で12枚のヒラメを釣り上げていた。
 後半はやや灘寄りの根周りに移動したが、こちらも好模様。目ぼしいポイントにはびっしりとヒラメがいるように思える。
 こうして11時半に沖揚がり。残念ながら1人だけオデコが出てしまったが、0.6〜1.2キロのヒラメをトップ7枚、船中合計31枚という好釣果だった。
 竿頭の方によると、
 「アタリがあっても、我慢に我慢を重ねて、これでもかというくらい竿が絞り込まれてからしっかり合わせて掛けました」とのこと。
 ふむふむ、私も次回の釣行の折には、我慢の男になろうと思います。
 ちなみに別船の乗合船では12名で船中50枚超え。解禁初日としては上出来だろう。今後は数だけでなく型にも期待は膨らむばかりだ。
 最後に幹事の齋藤さんをはじめ同乗させてくれた皆さま、楽しく取材させていただき、本当にありがとうございました。ヒラメで晩酌を楽しめましたか?



第一松栄丸]中井 順一 船長

 

 


 

 

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